※このページは Pleiades All in One の以前のバージョン(Eclipse 4.7 Oxygen)について解説したものです。最新バージョンはこちらのページをご参照ください。
Pleiades All in One のインストール
A) ダウンロード
http://mergedoc.osdn.jp/ から Pleiades All in One をダウンロードします。
(1) 「Eclipse 4.7 Oxygen」を選びます。
(2) [Java] – [Win32bit or Win64bit or Mac64bit] – [Full Edition] を選びます。
[32bit or 64bit] は自分のパソコンの OS に合わせて選びます。[32bit or 64bit] の調べ方が分からない方はググると色々出てきますので、確認してみてください。
(3) ダウンロードが開始されると思いますので、ひたすら待ちます。
やれやれ。まぁご飯でも食べながら待ちましょう。
B) 解凍と配置
インストールと言っても、単にダウンロードした zip ファイルを解凍して配置するだけです。レジストリには登録されないため、アンインストールする場合は解凍したフォルダを削除するだけです。
注意事項としては、zip ファイルを解凍してフォルダパスが深くなりすぎると、解凍に失敗する場合があることです。
これを防ぐために、「C:\」の直下に解凍することを強くお勧めします。
(1) ダウンロードした zip ファイルを解凍します。
ダウンロードした pleiades-4.7.x-java-xxx-xxbit-jre_yyyymmdd.zip を「C:\」の直下を指定して解凍すると、「C:\pleiades」というフォルダが作成されます。
7-zip とWindows 10 付属の解凍ツールの双方で解凍してみましたが、どちらでも正常に解凍されました。
解凍後は次のようなフォルダ構成になります。
C:\pleiades\
├ .metadata.default\ … 各種設定ファイル。意識する必要はありません。
├ eclipse\ … eclipse 本体と、pleiades などのプラグインが格納されています。
│ └ eclipse.exe … eclipse 本体です。
├ java\ … java コンパイラなどが格納されています。
└ tomcat\ … Webアプリを開発して動かすためのものです。
(2) 起動ショートカットをデスクトップなどに作成します。
「C:\pleiades\eclipse\eclipse.exe」が eclipse の本体です。プログラミングを行う際はこれを起動します。
これから何度も使うことになるので、デスクトップなどにショートカットを作成しておくとよいでしょう。
C) Eclipse の起動とワークスペースの指定
ではいよいよ、Eclipse を起動してみましょう!
作成したショートカットをダブルクリックすると、次のような起動画面が表示されるはずです。
しばらく待つと、次のような「Eclipse ランチャー」が表示されます。
ここでワークスペースを指定します。
ワークスペースとは、作成したプログラムなどを格納する場所です。
eclipse 本体などが格納された「C:\pleiades」とは別の場所を指定することをお勧めします。それにより次のようなメリットが得られます。
- 作成したプログラムだけをバックアップしたり持ち運んだりすることが容易になる
- 作成したプログラムに影響を与えることなく、eclipse をインストールしなおしたりバージョンアップしたりすることができる
- eclipse 本体は共有しつつ、ログインユーザごとにワークスペースを使い分けることができる
お好きな場所、例えば「C:\Users\UserName\workspace」などを指定すると良いでしょう。本サイトでは「C:\Users\user01\workspace」を指定することにします。
ワークスペースを指定して少し待つと、次のような画面が表示されたでしょうか。
画面が少し違っていても大丈夫。いずれにせよ、Eclipse が立ち上がればインストールは成功です!
早速、プログラミングを始めてみましょう!・・・と言いたいところですが、もう少しご辛抱を。次の「1-2. Eclipse の初期設定」では、最初に行うべき初期設定について紹介します。