1-4. reversi を動かしてみる

1-3. Java プロジェクトの作成」で作成した空のプロジェクトに、本サイトの題材である reversi プログラム(ライブラリ)を取り込んで動かしてみます。
やや面倒な作業が続きますが、次にAIを自作するために必要な作業ですので、頑張りましょう。

A) ライブラリファイルのダウンロード

こちらのサイト(GitHub) から次の 2 つの jar ファイルをダウンロードします。

  • xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X.jar
  • xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X-sources.jar

画像では v3.0.1 となっていますが、その時点の最新版をダウンロードしてください。

ブラウザによっては、警告が出て jar ファイルをダウンロードできないかもしれません。

Microsoft Edge の例

jar ファイルは原理的に悪意のあるコードを含むことができることから、このような機能が備えられていると思われます。このような場合は再度明示的に操作を行うことによりダウンロードすることができます。(ご自身のご判断でご実施ください。… こう書かない訳にはいかないのです😣ご理解ください)

B) ライブラリの取り込み

(1) ダウンロードした 2 つの jar ファイルを、「1-3. Java プロジェクトの作成」で作成したプロジェクトフォルダ「C:\Users\user01\workspace\myFirstJava」の直下に保存します。
※原理的にはプロジェクトフォルダ外の任意の場所でも問題ありませんが、ここでは分かりやすさのためにプロジェクトフォルダ内に保存しています。

(2) パッケージ・エクスプローラー・ビューに表示されている [myFirstJava] を右クリックし、[ビルド・パス] – [ビルド・パスの構成…] を選択します。

(3) [Java のビルドパス] – [ライブラリ] – [クラスパス] を選択したうえで、[外部 JAR の追加…] ボタンを押します。

(4) 先ほどプロジェクトフォルダ「C:\Users\user01\workspace\myFirstJava」の直下に保存した 2 つの jar ファイルのうち、「xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X.jar」を選択します。

[クラスパス] の下に jar ファイルが追加されていればOKです。

(5) 追加された jar ファイルのツリーを展開し、[ソース添付: (なし)] を選択したうえで [編集…] ボタンを押します。

(6) [外部ロケーション] を選択したうえで [外部ファイル…] ボタンを押します。

(7) 先ほどプロジェクトフォルダ「C:\Users\user01\workspace\myFirstJava」の直下に保存した 2 つの jar ファイルのうち「xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X-sources.jar」を選択します。

[ソース添付] に jar ファイルが追加されていればOKです。

(8) [Javadoc ロケーション: (なし)] を選択したうえで [編集…] ボタンを押します。

(9) [Javadoc URL] を選択したうえで、[Javadoc ロケーション・パス] 欄に「https://nmby.github.io/reversi/」というURLを指定します。

[Javadoc ロケーション] に指定したURLが追加されていればOKです。

(10) 設定作業は以上です。改めて、次の3点が設定されていることを確認してください。

  • [クラスパス] の下に「xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X.jar」が設定されていること
  • [ソース添付] に「xyz.hotchpotch.reversi-X.X.X-sources.jar」が設定されていること
  • [Javadoc ロケーション] に「https://nmby.github.io/reversi/」が設定されていること

いずれもOKであれば、[適用して閉じる] ボタンを押します。

パッケージ・エクスプローラー・ビューの [参照ライブラリー] の下に jar ファイルが追加されていれば、reversi ライブラリの取り込みは完了です。

このあたりの操作は、初めのうちは何をやっているのかよく分からなくても仕方ありません。Javaの知識が深まるにつれ理解できるようになりますので、しばらくは我慢です。

C) reversi の動作確認

取り込んだ reversi ライブラリがきちんと動作するか、実際に動かして確認してみましょう。

(1) パッケージ・エクスプローラー・ビューの [myFirstJava] を選択したうえで、メニューの [実行] – [実行] – [Java アプリケーション] を選択します。

(2) 次のようなダイアログが表示された場合は、[Menu] を選択します。

(3) コンソール・ビューが現れ次のように表示されれば、jar の取り込みは成功です。

これは、jar ファイルに含まれる Java プログラム(reversi)が動いているものです。

せっかくですので、全画面表示してしばらく動かしてみてください。
[コンソール] タブをダブルクリックすることで、コンソール・ビューを最大化することができます。プログラムを終了させる場合は ■ ボタンを押します。

コンソール・ビュー内にフォーカスを合わせることで、キーボードから入力を行うことが出来ます。

プレーヤー選択時に「7: 手動(自分で手を指定する)」を選ぶと、AI プレーヤーと対戦することができます。「5: MonteCarloAIPlayer」はかなり強いですよ!勝てますか…?


ここまでで reversi プログラムがうまく動かない場合は jar の取り込みがうまくいっていませんので、ワークスペースフォルダごと削除して「1-2. Eclipse の初期設定」から丁寧にやり直してみてください。

どうしてもうまくいかない場合は、こちらまでご一報いただければと思います。

さて、ここまでお疲れさまでした。
次はいよいよ「1-5. AI プレーヤーを作成する!」です。

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